東洋スクリーン工業株式会社
分離や脱水の部品や装置の製造・販売を行っている、東洋スクリーン工業株式会社。ここでは、東洋スクリーン工業株式会社の特徴や商品を導入した事例をご紹介します。
東洋スクリーン工業株式会社の
特徴
お客様ごとに
装置や製品をカスタマイズできる
「ろ過装置がほしい」と思った時、ろ過する対象や場所によって適している装置は異なります。汎用品ではお客様のニーズと完全にマッチするのが難しいため、東洋スクリーン工業株式会社では、お客様ごとに製品や装置をカスタマイズ。幅広い用途や業種、物質、場所にも対応できる製品を開発・設計・製造・販売することを可能にします。
東洋スクリーン工業株式会社は、「ろ過や固液分離・脱水・濃縮・洗浄・分級・分別」など、目的別の製品を多数製造しており、あらやる場所・シーンで安心して利用できるよう品質管理を徹底。厳しい品質検査をクリアした製品だけを提供するという体制も強みの一つです。繊細な処理が必要な現場にこそ、自信を持って製品を提供することをモットーにした企業です。
導入前に効果が検証できる!
また、東洋スクリーン工業株式会社では、導入前に自社の工業内のテストセンターで試験やテスト機貸出など、幅広い検証試験に対応しています。最小500mlのサンプル液で少量試験もできるため、少量で精度の高い導入前試験を実施できるのも特徴です。「本当に自分の会社で導入できそうか」「どれくらい効果が得られるのか」といった不安を解消できますので、自社が求める要件を伝えた上でぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
最小20μmまで
固液分離ができる商品の精密さ
東洋スクリーン工業株式会社の微細目固液分離スクリーン「ファインアーク®-60」は、スラリーの濃縮やスラッジ回収に利用できるろ過装置です。独自の技術を生かした微細目ウェッジワイヤースクリーンである「ファインウェッジ®」を搭載。従来品は100μmまでの固液分離が限界でしたが、ファインウェッジの技術確立により、最小20μmまでの固液分離が可能になりました。
食品、製薬、化学、電子材料、環境、繊維など様々な業界で、液中の微細な固形物の回収や異物の除去、濃縮、分級といった用途で利用が可能です。さらに、繰り返し使用できるため、ランニングコストやメンテナンスの頻度を軽減できるのも特徴です。
また、東洋スクリーン工業株式会社は、昭和29年に創業してから、聞く姿勢を徹底しています。「お客様の声を聞くこと」を第一に考え、「どういう場所・どんな目的で」使用するのかを丁寧にヒアリングしてはじめて、よりよい製品を提案・提供できると考えています。
東洋スクリーン工業株式会社の
工業用フィルター
ファインウェッジフィルター

引用元:東洋スクリーン工業株式会社 公式HP(https://www.toyoscreen.co.jp/product/?id=1488504894-676029&ca=1)
ウェッジワイヤースクリーンは、逆三角形のワイヤーを等間隔に並べてスリット(目開き)を形成したスクリーンのこと。東洋スクリーン工業株式会社独自の技術で微細なスリットを形成したものを「ファインウェッジ®」と呼んでいます。このファインウェッジフィルターは、最小5μm級のろ過に対応したウェッジワイヤータイプのストレーナーユニットです。ろ液を使用した圧空水逆洗浄方式により、洗浄水を用いらずに瞬時に目詰まりを解消することができます。
- ろ過精度(μm):最小5μm
- 材質:ステンレス(SUS316L)
- 主な用途:塩化アンモニウム水溶液中の無機化合物スケール除去、排水の自動モニタリングセンサー保護、スラリーの精密分級、廃液中の有価金属粉の回収など
サニタリーフィルター

引用元:東洋スクリーン工業株式会社 公式HP(https://www.toyoscreen.co.jp/product/?id=1620371018-203610&ca=1)
食品・医薬品業界における製造工程中の異物除去などに使用されているサニタリーフィルターに、東洋スクリーン工業株式会社の独自技術「ファインウェッジ®」を組み込みました。処理性能はもちろんのこと、ユニットとしてシンプルかつメンテナンス性に優れています。同じ目開きのメッシュ金網に比べ、太い線径のワイヤーで製作できるため、破損しにくく、繰り返し利用できるのも強みです。
- ろ過精度(μm):~100μm
- 材質:記載なし
- 主な用途:膏剤製造工程中の異物除去、油脂抽出工程の夾雑物除去、飲料生産工程のプレフィルター、だし製造工程のポンプ保護、分散機のメディア(ビ-ズ)流出防止
東洋スクリーン工業株式会社の
導入事例
食品製造会社の事例
食品を生産するに、乳液と皮を分離する工程があり、分離した際の布の張替えや目詰まり解消の洗浄が非常に手間でした。
東洋スクリーン工業株式会社の商品であるファインウェッジ®が搭載された「ファインアーク60」を導入したところ、布を張替える必要がなくなり、メンテナンスが容易になりました。また、布式篩機よりも「ファインアーク60」の方が動力が少なく、電気代が1/3になりました。
参照元:東洋スクリーン工業株式会社 公式HP(https://www.toyoscreen.co.jp/case/?id=1566548730-385240)
メーカー会社の事例
繊維染色の洗浄排水をろ過するとき、目詰まりしやすく、ろ過しきれない問題がありました。また、排水を循環利用し、工業用水の使用量を減らしたいという目的もあって、「ファインアーク60」を提案いただきました。
結果、ろ過しきれなかった繊維分が排水処理へ流入することがなくなり、今までかかっていた水槽の清掃コストを年間600万円を低減できました。さらに、工業用水の再利用率が25%から80%へ改善され、年間240万円の節水効果がありました。
参照元:東洋スクリーン工業株式会社 公式HP(https://www.toyoscreen.co.jp/case/?id=1570412042-666148)
東洋スクリーン工業株式会社の
会社概要
本社所在地 | 奈良県生駒郡斑鳩町幸前2-10-6 |
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営業時間(問い合わせ時間) | 公式HPに記載がありません |
定休日 | 公式HPに記載がありません |
電話番号 | 0745-70-1711 |
公式HP | https://www.toyoscreen.co.jp/ |
トータルコストを抑えるには
工業用フィルターのメンテナンスにかかる費用を抑えることが、トータルコスト削減への近道です。フィルターの設置や交換の前に、まずはイニシャルコストとランニングコストの比較をしてみましょう。
プレフィルターは、メインフィルターのろ過精度や耐久年数を向上させるため、ランニングコストの低減が期待できます。コスト比較した際、プレフィルターの設置によってメリットがある場合には、ぜひ導入を検討してみてください。
ウェッジワイヤー
スクリーン 2選
ウェッジワイヤースクリーンは、V字型の金属ワイヤーでできている目詰まりしにくいフィルターです。
流体の中に含まれる微細な異物を効率よく除去でき、洗浄しやすく耐久性も高いといった特徴があります。
ここでは、特に「SS(浮遊物質)」や「砂利・砕石」除去に特化したフィルターを手がけるメーカー2社をご紹介します。